アビアレップス、4月から新社名に、早瀬氏がCEO就任
アビアレップス日本支社は4月1日付けで、社名を「アビアレップス・マーケティング」に変更する。あわせて日本支社長の嶋田智之氏が退職し、同日付けで同社会長の早瀬陽一氏が代表取締役兼CEOに就任する。今後は日本支社長のポストを設ける予定はないという。
同社は2000年に、観光に関するピーアールとマーケティングをおこなう「マーケティング・ガーデン」として設立。07年には航空会社の総代理店(GSA)事業や観光に関するマーケティング事業を担うドイツのアビアレップス社と提携し、社名を「アビアレップス・マーケティング・ガーデン」に変更するとともに、同社の日本支社となった。
その後、アビアレップス・マーケティング・ガーデンは12年に、航空会社やホテルのGSA業務に特化した日本法人「アビアレップス・ジャパン」を設立。エアリンガス(EI)やウィンダムホテルグループなどのGSA業務を新会社に移管し、観光局などのマーケティング業務は引き続き担当していた。15年4月にはアビアレップス・マーケティング・ガーデンから、現在の「アビアレップス」に変更した。
同社によれば、今回の名称変更はアビアレップス・ジャパンと事業内容を区別するためのもの。社名変更に伴いアビアレップス・ジャパンからホテルのGSA業務を引き継ぐ。アビアレップス・ジャパンは航空会社のGSA業務に特化する。