成田、2月の国際線方面別は韓国・香港が3割増
成田国際空港(NAA)によると、2月の国際線の方面別旅客数(速報値)は、太平洋、グアム、台湾以外の全方面が前年を上回った。最も伸び率が高かったのは、エジプト航空(MS)が昨年11月からエジプトへのチャーター便を運航しているアフリカで82.4%増の3100人。次いで韓国が33.9%増の13万8600人、香港が28.0%増の11万6000人と続いた。NAAによれば、韓国は昨年7月のジンエアー(LJ)の新規就航が、香港は同11月の香港航空(HX)の増便が要因。
太平洋、グアム、台湾の3方面の減少は3ヶ月連続。最も落ち込んだのはグアムで、NAAによればデルタ航空(DL)が昨年同月よりも便数を減らしていることなどから17.7%減となった。台湾はトランスアジア航空(GE)の事業停止などで16.8%減。太平洋は昨秋に昼間時間帯の羽田/米国線の運航が開始されたことなどから8.4%減となった。