成田、2月の国際線旅客は1.8%増-通過客が2割減
成田国際空港(NAA)によると、2月の国際線旅客数(速報値)は前年比1.8%増の253万5390人となった。このうち日本人旅客数は4.3%増の108万5342人。外国人旅客数は7.6%増の112万3994人となり、2月の過去最高記録を更新するとともに、49ヶ月連続で前年を上回った。
通過客は19.8%減の32万6054人と減少。昨年10月にデルタ航空(DL)がニューヨーク線を運休したほか、シンガポール航空(SQ)がシンガポール/成田/ロサンゼルス線の機材を小型化したことなどが影響した。
国際線旅客便の発着回数は0.1%減の1万2913回。うるう年の昨年に比べて日数が1日少なかったこともあり微減した。1月末には、春秋航空日本(IJ)が天津線とハルビン線を開設したほか、2月には全日空(NH)がメキシコシティ線に新規就航している。
なお、国内線の旅客数は12.2%増の58万6067人で、旅客便の発着回数は8.5%増の4039回。国内線を含む総旅客数は3.6%増の312万1457人で、2月として過去最高となった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。