1.6%減の3935万人泊と低調続く 12月の宿泊旅行統計
観光庁がまとめた12月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比1.6%減の3935万人泊だった。第1次速報では増加だったが一転して減少に。日本人、外国人ともに今月も低調で、5月以降前年割れが続いている。
日本人宿泊者数は同1.8%減の3375万人泊。外国人宿泊者数も同0.6%減の560万人泊と停滞している。
客室稼働率は全体で同0.4ポイント増の57.0%。旅館が1・5ポイント増の35.1%、リゾートホテルは同1.0ポイント増の52.6%、ビジネスホテルは同0.1ポイント増の71.4%、シティホテルは0.8ポイント減の76.9%だった。
客室稼働率が80%を超えた都道府県はシティホテル6カ所、ビジネスホテル3カ所、リゾートホテル1カ所で、いずれも前年を下回った。今月も大阪府は今月も高稼働率で、大阪府ではリゾートホテルが92.0%など全国でも目立って高い。九州は全体で同3.3ポイント増の59.4%。
1月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同2.3%増の3663万人泊と持ち直す傾向に。
(17/03/23)
情報提供:トラベルニュース社