ジャルパック、関空発チャーターでポルトガル・スペイン周遊
ジャルパックは3月22日、7月に関空から日本航空(JL)のチャーター便でポルトガルとスペインを周遊する、添乗員付きツアーを発売した。2月に日本旅行業協会(JATA)関西支部海外旅行委員会が発表していた、欧州旅行の需要回復に向けた3本のチャーター便のうち、スペイン・ポルトガル方面への2本のチャーター便を商品化したもの。同社を含む5社が旅行商品の企画と販売をおこなうという。
1本目のチャーター便は、往路は7月15日に関空を出発してリスボンに到着。復路は22日にマドリードを出発して関空に到着する。2本目は反対に、22日に関空からマドリードへ向かい、29日にリスボンから関空に戻る。使用機材はJLのボーイングB777-200ER型機で、座席数はビジネスクラス56席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス122席の計218席。ジャルパックは7月15日発と22日発の2コースの全クラスを取り扱う。販売目標は公表していない。
7月15日発の「ポルトガル周遊とスペイン・マドリード近郊の世界遺産を訪ねて9日間」では、リスボン、ポルト、マドリードにそれぞれ2連泊する。ポルトガルではリスボン市内の観光のほか、ユーラシア大陸最西端のロカ岬、中部の古都コインブラなどを周遊。スペインでは巡礼で知られるサンティアゴ・デ・コンポステーラを訪れるほか、マドリードのソフィア王妃芸術センターでピカソの「ゲルニカ」などを鑑賞する。
旅行代金は燃油サーチャージ込みで2名1室利用の場合、通常のJALパックツアーが大人1名36万9900円から61万9000円まで。JALマイレージバンク(JMB)会員向けの特別価格ツアーは1名36万4900円から60万9000円までとした。最少催行人数は1名。
7月22日発の「陽光のスペイン・アンダルシアとリスボンを楽しむ9日間」では、マドリード、グラナダ、リスボンにそれぞれ2連泊する。スペインではマドリードを訪れた後、コルドバなどアンダルシア地方の都市を周遊。メスキータやアルハンブラ宮殿を見学するほか、フラメンコショーを観覧する。ポルトガルでは世界遺産のエヴォラ歴史地区や、リスボンの世界遺産を訪れる。
旅行代金は燃油サーチャージ込みで2名1室利用の場合、JALパックツアーが大人1名37万9900円から62万9000円まで。JMB会員向け特別価格ツアーは大人1名37万4900円から61万9000円までとした。こちらも最少催行人数は1名からとした。