ANAセとANA総研、山形の食で訪日モニターツアー
ANAセールスは3月13日から14日にかけて、山形県鶴岡市などと共同で地元の食文化をテーマにしたモニターツアー「お雛様クッキングin鶴岡」を催行した。ANA総合研究所が同県の庄内地方と取り組む訪日外国人誘客事業の一環で、同社が自治体と共同でモニターツアーを催行するのは今回が初めて。ツアーには中国や欧米からの日本在住外国人9名と、日本人7名の計16名が参加した。
モニターツアーは1泊2日の行程で、参加者は鶴岡市の郷土料理のあんかけ料理や雛菓子の作り方を学んだほか、出羽三山の1つとして知られる羽黒山の山頂や、出羽ノ雪酒造資料館などを訪れた。料理作りについては、訪日中の国連世界観光機関(UNWTO)事務局長のタリブ・リファイ氏も視察。あわせて、LOCOBEEが開発・提供する、旅行者の疑問などに地元民が答えるためのコミュニケーションアプリ「LocoBee」を試用した。
なお、ANAセールスとANA総研は、今後も山陰や北海道、四国などで、自治体などと連携しながら食をテーマにした訪日旅行者向けモニターツアーを実施する考え。