旅行業へ就職、JATAが合同説明会-学生数が過去最高に

セミナーの様子 日本旅行業協会(JATA)と株式会社ジャタはこのほど、今年で4回目となる「JATA旅行・観光業界 就職セミナー」を開催した。2018年3月に卒業予定の学生を対象としたもので、今年はエヌオーイー、セラヴィリゾート泉郷など過去最高となる17社(※)が出展。参加学生も事前の登録者数で653名と過去最高を記録した。

 ジャタ代表取締役社長の遠藤洋二氏によると、学生の参加者数は前年比で約6倍。「出展する企業数が増えたことや、企業側もセミナーの告知をしてくれたことなどからとても増えた」という。セミナーについては「本当に観光業への就職に向けて注力する大学などと協力しながら、そのような学生と企業とのマッチングの場として提供したい」と説明。出展企業については、自社で就職説明会などを開催することが難しい中小企業などを対象に「数を大幅に増やすというのではなく、30社の出展を目標に、今後もセミナーの開催を継続していきたい」と話した。

※出展企業
エヌオーイー、セラヴィリゾート泉郷、トッパントラベルサービス、双日ツーリスト、阪急阪神ビジネストラベル、京王観光、イオンコンパス、日本旅行、ワールド航空サービス、ベストワンドットコム、ホテルはまのゆ、ナビタイムジャパン、サイクル、NECマネジメントパートナー、近畿日本ツーリスト、ジェットアンドスポーツ、旅工房