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2月の訪日客数は7.6%増の204万人、同月の過去最高に

  • 2017年3月15日

 日本政府観光局(JNTO)によると、2017年2月の訪日外国人旅行者数(推計値)は前年比7.6%増の203万5800人で、2月として過去最高となった。伸び率については、旧正月の休暇が今年は1月27日から始まったこと、うるう年の昨年に比べて日数が1日少なかったことなどから、1桁に留まった。

 市場別の訪問者数は、韓国が中国を抑えて22.2%増の60万人に。以下は中国が2.0%増の50万9100人、台湾が1.7%減の34万3000人と続いた。台湾、香港、シンガポール、マレーシア、英国、フランスを除く13市場が、2月として過去最高を記録した。

 伸び率が最も高かったのはインドネシアで、49.6%増の1万7900人。2位のフィリピンは39.4%増の2万5800人となった。インドネシアは航空会社との共同広告やテレビCMなどを活用したプロモーションなど、フィリピンは各種の招請事業や旅行博への出展などが理由として考えられるという。3位はベトナムで25.0%増の2万2000人だった。

 3月については桜の開花シーズンを迎えるため、JNTOは花見目的の訪日旅行者の増加を期待しているという。