小田急トラベル、10店舗を「JTB総合提携店」に、4月から順次

  • 2017年3月15日

「JTB総合提携店 小田急トラベル旅行プラザ」のサインマーク  小田急トラベルは4月1日から、全23店舗のうち経堂店など小田急線沿線の10店舗を、約1年間かけて順次「JTB総合提携店 小田急トラベル旅行プラザ」にリニューアルする。JTB首都圏との連携により同社グループの募集型企画旅行商品などをフルラインナップで取り扱うなど、JTBのブランド力を活かしながら販売力やコンサルティング力を強化することがねらい。数値目標や経済効果の試算などについては明らかにしていない。

 一方のJTBグループは、小田急線の駅構内や隣接する商業施設内など、立地の良い小田急トラベルの店舗を活用して、販売強化をはかる考え。両社の連携に関しては、2015年夏に小田急トラベルとJTB国内旅行企画が、箱根への観光客数の回復に向けて共同プロモーションを実施したことがある。

 まずは4月11日に現在の経堂店を「小田急トラベル旅行プラザ経堂店」にリニューアル。4月下旬には大和店を移転した上でリニューアルオープンする。小田急トラベルは今後も箱根や伊豆への商品、バス旅行商品など自社の募集型企画商品を主力商品として販売する一方で、JTBの商品の販売を強化する方針。あわせて、取扱中のJTB以外の約70社の商品についても販売を継続する。

 そのほか小田急ポイントカードの「OPポイント」によるサービスも継続。希望によりJTBトラベルポイントを選択して積算することも可能にする。