JTB中部、松本発チャーター便で台湾ツアー、5月11日に
JTB中部は3月15日、4泊5日の「信州まつもと空港から、直行で台湾へ! チャーター便で行く 台湾の旅」を発売した。チャイナエアライン(CI)のボーイングB737-800型機を使用するもので、旅行期間は5月11日から15日まで。同社によれば松本から国際チャーター便が運航するのは2年ぶりで、台湾へは4年ぶりとなる。関係国政府の認可取得が条件。
JTB中部によれば、今回のツアーは17年度予算案に「国際交流推進費」を計上する松本市の助成により実現したもので、ツアーを販売する旅行会社は同社のみ。松本空港は標高657.5メートルの位置にあるため、乗客数は87名までに限られ、そのうち30人程度を取り扱うという。
同商品では添乗員付きの周遊プランと、フリープランを用意。周遊プランは16万円で、11日に高雄空港に到着後は高雄と台北を観光し、15日に台北(桃園)から松本に戻る。フリープランは14万8000円で、往復の航空券と宿泊のみを提供する。座席はいずれもエコノミークラスのみ。
松本空港には定期運航中の国際線はなく、現在は日本航空(JL)とフジドリームエアラインズ(JH)の国内線のみ運航している。国際チャーター便は、15年にカンボジアのシェムリアップへの往復便が最後となっている。