KNT-CT、1月の国内旅行は0.1%増、メイトが2桁増

  • 2017年3月13日

 KNT-CTホールディングス(KNT-CT)の1月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比0.1%増の197億4808万円となり、微増ながら11ヶ月ぶりに前年を上回った。このうち、団体旅行は1.4%減の39億8436万円、個人旅行は4.1%増の36億1312万円だった。

 団体旅行のうち一般団体は、スポーツイベントなどの取扱人数が減少したが、その他の大会や会議の取扱人数が増えたことで、0.8%増の14億5605万円に。学生団体は修学旅行などの取扱人数が減少し、2.7%減の25億2831万円となった。

 企画旅行のメイトは13.2%増の51億4408万円。方面別の取扱人数は北海道、沖縄、信州、伊勢志摩が前年を上回った。

 クラブツーリズムの取扱額は8.5%減の70億652万円。バス旅行を除く国内旅行部門では、首都圏発の道東と道北、沖縄方面などが堅調に推移したが、他の方面が伸び悩み、全体では5.0%減に。バス旅行部門は首都圏地区の日帰り旅行が好調だったが、宿泊を伴う関西方面のツアーが伸び悩んだことや、昨年の「ふるさと割」効果の反動などで15.3%減となった。

 なお、国内旅行以外では、海外旅行が1.3%増の99億1169万円、外国人旅行が23.7%増の11億683万円、関連商品などを含めた総計は1.2%増の313億7234万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。