KNT-CT、1月の海外旅行は1.3%増、5ヶ月ぶりの増加

  • 2017年3月13日

 KNT-CTホールディングス(KNT-CT)の1月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比1.3%増の99億1169万円となり、5ヶ月ぶりに前年を上回った。このうち団体旅行は11.5%増の13億5542万円、企画旅行は9.0%増の61億5834万円、個人旅行は17.8%減の23億9793万円だった。

 団体旅行のうち、一般団体は視察や研修旅行の取扱人数の減少などで0.8%減の7億8838万円。一方、学生団体は修学旅行や語学研修、留学などが取扱人数・取扱額ともに増え、34.7%増の5億6705万円となった。

 企画旅行のホリデイは7.2%増の17億2345万円。方面別の取扱人数では、ハワイ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア方面が前年を上回った。

 クラブツーリズムの取扱額は9.7%増の44億1986万円。テロなどの影響で落ち込んでいた欧州は回復基調にあり、15年1月を上回ったという。このほか、テーマ旅行部門は「ひとり旅」「あるく」などが好調に推移した。国内旅行との合計については5.1%増となった。

 なお、海外旅行以外では国内旅行が0.1%増の197億4808万円、外国人旅行が23.7%増の11億683万円、関連商品などを含めた総計は1.2%増の313億7234万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。