GW海外旅行、人気上昇1位はカトマンズ-DeNAトラベル

  • 2017年3月7日

 DeNAトラベルは3月7日、ゴールデンウィーク(GW)の「海外旅行人気旅行先急上昇ランキング」を発表した。4月27日から5月6日までの間に日本を出発する海外航空券を対象に、2月末までの予約件数を昨年の同時期と比較したもの。1位はネパールのカトマンズで前年比171.4%増となった。2015年に発生した地震で客足が遠のいていたが、昨年に日本とネパールの外交関係樹立60周年で多数の記念事業が開催されたことなどから関心が高まっているという。

 2位はプラハの157.1%増、3位はアムステルダムの150.0%増、4位はヘルシンキの143.8%増、5位はパリの136.7%増となり、2位から5位までは欧州の都市が選ばれた。昨年のテロ事件の反動に加えて、プラハは今年が日本とチェコの国交回復60周年、ヘルシンキはフィンランドが独立100周年であることなどから、国内外でさまざまなイベントを開催されるため、前年を大幅に上回ったという。

 そのほか同社によれば、1月末までの予約については燃油サーチャージを収受しない航空会社が多かったことから、徴収額が高額になる欧州など遠方への駆け込み需要があったという。