カナダ・オタワ、カナダ国立美術館にて「150周年記念展覧会」が4月から開催
カナダ国立美術館(所在地:オンタリオ州オタワ)では、カナダ建国150周年を記念して、カナディアン・アート、アーティストに焦点を当てた展覧会を本年4月より開始いたします。
本展覧会は、「私たちの最高傑作、私たちのストーリー / Our Masterpieces, Our Stories」というコンセプトの下、これまで造りだされた多数のカナダ生まれの芸術作品と創造性を記念するもので、1,000名以上のカナダ人アーティストによる、絵画、彫刻、ビーズワーク、写真、インスタレーションなど、多岐にわたる展示が予定されています。展覧会は、いくつかのテーマに分かれ、4月から7月にかけて順次公開を予定しています。
本展覧会に合わせ新しく生まれ変わった『カナディアン&先住民ギャラリー / Canadian and Indigenous Galleries』は2つのスペースに区切られており、「太古の昔から1967年まで / From Time Immemorial to 1967」が本年6月15日から展示が開始され、トム・トムソンやエミリー・カー、ノーバル・モリソー、ダフネ・オジグなど、カナダを代表する画家の作品600点が展示されるほか、先住民居住地域ナスカピからの1840年頃の作品も展示予定です。
もう一方のスペースでは、「1968年から現代 / 1968 to Present」は、本年5月3日の公開となり、150点以上のカナディアン・アートを形作った作品がご覧いただけます。70年代のフェミニストアートムーブメントから現代の先住民アートに至るまで、カナダ芸術の幅広い作品がご覧いただけます。
カナダ写真協会によって開催される「フォトグラフィー・イン・カナダ 1960‐2000」は、1960年から2000年のカナダにおける写真芸術を展示します。風景や、ドキュメンタリー、ポートレイトなど71名のアーティストによる100作品が、本年4月7日から9月17日にかけて展示されます。
6月15日からは「私たちのストーリー / Our Stories」と題された、訪問者が双方向で芸術を楽しむためのクリエイティブ体験スペースが動き出します。
期間限定の写真展以外は、常設展示ですが、展示作品は一定期間ののち変わるので、何度訪れても楽しめる内容となっています。
※カナダ国立美術館
http://gallery.ca/
情報提供:カナダ・オンタリオ州観光局、日本海外ツアーオペレーター協会