国連世界観光機関（UNWTO）によると、国連が持続可能な国際観光年とする2017年について、UNWTO専門家委員約300人の過半数以上63％が16年よりも「良い」または「はるかに良い」と回答した。

　専門家委員の経済見通しに基づくと17年の国際観光客到着数は3－4％の成長率で推移。アジア・太平洋およびアフリカの5－6％増を筆頭に、米州4－5％増、欧州2－3％増などと見込まれている。

　ちなみに、16年の国際観光客到着数は前年比約4600万人増（3．9％増）の12億3500万人で、7年連続で成長を維持した。アジア・太平洋が全体をけん引した。

　（17／02／28）

情報提供：トラベルニュース社