ピーチ、夏ダイヤで成田/新千歳、那覇線を運休

  • 2017年2月19日

 ピーチ・アビエーション(MM)は3月26日からの夏ダイヤで、成田/新千歳、那覇線を運休する。2路線とも現在は1日1便で運航中。冬ダイヤ以降の再開の見通しは未定だ。

 MMによれば、両路線の2016年の搭乗率は70%から80%程度。「80%を超える時期もあり、需要は安定していた」というが、MMの全路線の平均搭乗率である86.7%を下回っており「目標としている数値に届かなかった」ことが一因という。

 なお、MMは運休に伴う新規路線の開設や増便は予定しておらず、既存路線や発表済みの新路線の運航の効率化をはかるという。2月19日からは那覇/バンコク(スワンナプーム)線を1日1便で運航する。

 運休後のMMの成田線は1日3便の関空線と、1日2便の福岡線の2路線のみ。ただし今後も「路線を関空に集約するのではなく、引き続き首都圏空港にも注力する」との考えだ。