東武トップ、12月の海外は10.7%減、4ヶ月連続の減少
東武トップツアーズの2016年12月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比10.7%減の23億3091万円となり、4ヶ月連続の前年割れとなった。得意とする団体旅行は1.5%減で、このうち教育旅行は0.7%減、一般団体は2.5%減。
個人旅行は、自社企画商品が前年に取り扱った大型の海外クルーズの反動で60.6%減と大きく下回ったほか、他社企画商品も30.1%減となり、企画商品全体では37.1%減となった。各事業所が企画した「旅行企画商品」については公表していない。その他の個人旅行は4.5%減だった。
取扱人数は全体が2.1%減で、このうち団体旅行は3.3%減、企画商品は24.0%減。個人旅行については公表していない。
方面別で見ると、団体旅行は北米が63.1%増、その他アジアが32.9%増、中国が18.5%増、ハワイが16.7%増、韓国が13.2%増などとなった。企画商品は中国が600.0%増、その他アジアが8.4%増と伸長した。
なお、国内旅行の取扱額は7.2%減の85億4253万円、訪日旅行の取扱額は22.6%増の6億8392万円で、その他の事業を加えた総取扱額は6.8%減の119億2768万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。