気象庁、阿蘇山の警戒レベル引き下げ、ロープウェーは運休継続
気象庁は2月7日、阿蘇山の噴火警戒レベルをレベル2の「火口周辺規制」から、レベル1の「活火山であることに留意」に引き下げた。昨年10月の爆発的噴火以降は噴火が発生していないことなどから、12月にはレベル2に引き下げていたが、その後も火山ガスの放出量がさらに減少するなど火山活動の低下が見られたことなどを勘案した。ただし火口から1キロメートルの範囲内については改めて整備を要し、立入禁止となることから、九州産交ツーリズムは引き続き阿蘇山ロープウェーを運休する予定。
なお、放出量は減少したものの、気象庁は引き続き火口付近の火山ガスに注意するよう呼びかけている。また、地元自治体などが実施している立入規制などについても留意すべきとしている。