外務省、エジプト・アレキサンドリアの危険レベルを引き下げ

  • 2017年2月6日

 外務省はこのほど、エジプト第2の都市であるアレキサンドリアの危険レベルを2の「不要不急の渡航は止めてください」から、1の注意喚起に引き下げた。主要道路や観光地への警察の検問所の設置、市内における防犯カメラや多数の私服警察官の配置などにより、ここ1年間目立った事件やデモなどが発生していないことを受けての措置。ただし「観光地でのテロ事件が発生する可能性は排除されない」として、旅行者には引き続き注意を呼びかけている。

 なお、シナイ半島の大部分に発出しているレベル3の渡航中止勧告、大カイロ都市圏、ルクソールからアブシンベルまでを結ぶ幹線道路、ナイル川周辺地域、シナイ半島のアカバ湾に面したダハブからシャルム・エル・シェイクまでの沿岸地域などに発出しているレベル1の注意喚起、その他の地域に発出しているレベル2の「不要不急の渡航は止めてください」については継続する。