遠東航空、茨城/台北間で定期チャーター、5月に2往復
台湾の遠東航空(ファーイースタン航空、FE)は5月4日と7日に、茨城/台北(桃園)間でチャーター便を1日1往復ずつ、計4便運航する。関係機関の認可取得が条件で、同社が茨城に就航するのは初めて。双方向チャーターとして実施する。
茨城空港はVエアー(ZV)が昨年の9月に撤退して以来、台湾線は運航していない。茨城県の空港対策課によれば、今回のチャーター便運航はZVの撤退後に航空各社に台湾線の運航を働きかけた結果で、現時点でFEについてはゴールデンウィーク以外の運航は予定していないが、これを契機に台湾線の再開につなげたい考えだ。
運航スケジュールは、4日は早朝に桃園を出発し、午前中に茨城に到着。午前中に茨城を出発し、午後に桃園に到着する。7日は午後に桃園を出発し、夜に茨城に到着。その後茨城を出発し、深夜に桃園に到着する。詳細は後日発表する予定。
運航機材はMD-82型機またはMD-83型機で、エコノミークラスのみの165席。日本発についてはJTB(ジェイティービー)、エイチ・アイ・エス(HIS)、阪急交通社、日本旅行、読売旅行が販売する。HISは2月3日にパッケージツアーの販売を開始している。
FEは1957年に設立された航空会社で、日本では新潟/台北(桃園)線で定期チャーター便を運航中。新潟線は7月に定期便化する計画だ。