復興庁、東北への訪日送客3000人超に-新事業で中間発表
復興庁はこのほど、今年度からの新事業で、外国人旅行者の東北への送客に向けて旅行会社などのプロジェクト13件を支援している「『新しい東北』交流拡大モデル事業」について、中間報告をおこなった。それによると、昨年12月末の時点で開発された旅行商品は87点、送客人数は3067人、宿泊者数は7385人泊に上った。数値には12月末時点で予約済みの、1月以降に催行する旅行商品への参加者を含む。宿泊者数については東北での宿泊のみを集計している。
昨年の12月末までに実施されたファムツアーやプレスツアーなどの件数は59件で、参加人数は312人だった。2月にはさらに2件のツアーを予定しているという。
復興庁は2月14日に事業の成果を発表する報告会を開催し、その後は成果を検証して、新たな訪日向け旅行商品やサービスの開発を進める考え。なお、現在は支援している13社・団体から東北周遊モデルコースの案を募っており、コンテストを実施して表彰するという。