アメリカン航空、2月から「ベーシックエコノミー」販売
アメリカン航空(AA)は2月から、米国など世界10市場で新たな座席クラス「ベーシックエコノミー」の航空券販売を開始する。同クラスは、エコノミークラスに相当する「メインキャビン」と座席および機内サービスは同一ながら、一部のサービスに制限を付けることで運賃を引き下げたもの。AAによると、具体的な料金や運航開始日、日本路線への導入の可能性などについてはいずれも未定という。
ベーシックエコノミーの座席はメインキャビンと同様のものを使用する予定で、設定座席数はフライトごとに変動する。機内では、エンターテイメントのほか、ソフトドリンクやスナックを提供。座席指定はチェックイン時に自動でおこなわれ、座席を指定する場合は有料で、出発の48時間前まで済ませる必要がある。払い戻しやフライトの変更は不可とする。
手荷物の機内持ち込みは座席下に収まるサイズのものが1個までで、それ以外の荷物についてはチェックインカウンターで有料で預け入れる必要がある。なお、上級会員については、座席下に収まるサイズの手荷物以外に小型スーツケース1個の持ち込みが可能で、預け入れも無料。会員資格に関わらず、座席のアップグレードはできない。