今冬は「美食」-JR・ジャパニーズビューティー北陸CP(2) 石川・福井で食ざんまい
金沢市内に入ると夜の兼六園へ向かった。ライトアップされた幻想的な庭園がとても印象的だった。金沢駅前のホテルで宿泊。翌日は金沢市内の東茶屋街にある金澤寿しで「香箱カニ面寿し作り体験」をした。金沢では雌のセイコガニのことを香箱カニと呼ぶ。雄のズワイガニと違って小さく、かつて年中食べることができたが、近年、雌のカニを守ろうと石川県では漁の期間を11-12月の間に限定、香箱カニは貴重な食べ物となった。
金沢からあわら温泉へ 食の幅広く
金澤寿しの周田まゆみさんは「体験は4年前からはじめました。当店ではしいたけ、玉子、きざんたレンコンなどが入った寿司飯をカニの甲羅につめて、カニの身をのせる押し寿司の体験をやっています。冬期間限定の体験ですので、金沢へお越しの際はぜひ」。
福井市内では別館の開花亭sou-anで昼食を食べた。開花亭sou-anの建物はガラス張りの2階までが吹き抜けで、東京オリンピックの競技場をデザインする隅研吾さんがデザイン。
女将の開発陽子さんは「街並みにあわせたデザインで2008年にオープンしました。一乗谷にもお店がありますのでぜひお越しください」。
またあわら温泉の中心街にあるセントピアあわらでは、あわら市観光協会の武田正彦さんらから市内のランチやカフェ、お土産店など19店舗で使える「ランチ・スイーツめぐりクーポン」の説明を聞いて、クーポンが使えるお店の越前そばを食べた。この旅の最後には訪れたのは敦賀の日本海さかな市場。期間限定の3枚つづりのはしごめしクーポンで、海鮮丼や若狭牛串などクーポン利用可能店舗を巡った。店舗の多くは追加料金なしでテイクアウトができ、海鮮丼は帰りのサンダーバードに持ち込んで食べた。
JR西日本では「キャンペーン中、大手旅行会社のツアーのほか、お得なきっぷも用意しています。ぜひ北陸にご旅行ください」。
情報提供:トラベルニュース社