デルタ航空、成田/台北線運休へ、最終は5月24日
デルタ航空(DL)は、デイリー運航中の成田/台北(桃園)線を5月24日の桃園発便を最後に運休する。同社によれば、理由は昨年10月の羽田/米国線昼間便の開設による乗継需要の減少。同路線の運休によりDLは、台湾市場から撤退することになる。
5月25日以降の予約・発券分については、利用者や旅行会社などに払戻方法などをアナウンスするとともに、同じスカイチームに属するチャイナエアライン(CI)や大韓航空(KE)などへの振替を案内する。なお、同路線についてはもともと台湾発や米国発の利用者が多く、日本市場への影響は小さいという。
DLは羽田/ロサンゼルス、ミネアポリス線の就航にあわせて、昨年10月には成田/ニューヨーク、バンコク、関空線、関空/グアム線を運休。運航を続ける成田発着のアジア路線は、上海(浦東)、マニラ、シンガポール線の3路線となる。