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観光庁、多言語の空室情報サイト開設、2月末まで実証実験

  • 2017年1月10日

 観光庁はこのほど、自社運営によるウェブサイトや宿泊予約サイトによる情報発信手段を持たない宿泊施設の空室を検索できる専用サイト「宿泊施設空室検索システム」を開設し、実証実験を開始した。昨年3月に政府が策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づく事業。2月末まで実験をおこなった後、利用状況の検証結果を踏まえて、空室のさらなる有効活用に向けた情報提供方法について検討する。

 同サイトでは、札幌市、東京都台東区、大阪市、福岡市の4地域について、同事業に参加する計115軒の宿泊施設の施設名、所在地、付帯設備、直近3日分の空室などの情報を掲載。予約機能は付いていないため、利用する際には宿泊施設に直接連絡する必要がある。対象言語は日本語に加え、英語、中国語簡体字・繁体字、韓国語で、今後は準備が整い次第、名古屋市の施設についても掲載する予定だ。

▽宿泊施設空室検索システム
 https://www.hvss.jp