日本旅行、北海道観光列車「ながまれ海峡号」の1・2月分設定
日本旅行はこのほど、道南いさりび鉄道の観光列車「ながまれ海峡号」について、1月と2月の現地発着ツアーの販売を開始した。道南いさりび鉄道は、北海道新幹線の開業に合わせて北海道旅客鉄道(JR北海道)から経営を分離された、五稜郭駅/木古内駅間の並行在来線を運営する第3セクター鉄道。
「ながまれ海峡号」は、JR北海道から譲り受けた車両を改装した観光列車で、日本旅行が企画と商品造成、サービスの提供を担当し昨年5月28日に運行を開始。これまでのところ全日程で満席となるなど好評という。
1月と2月は「観光列車『ながまれ海峡号』に乗ろう!」を商品名とし、1月14日と2月11日に1本ずつ函館駅発着の日帰りコースを設定。冬の道南の味覚がテーマで、弁当や津軽海峡の海水から取り出した塩を使ったおむすびと汁物、さらに地元企業によるあんぱんやコーヒーなどを提供する。また、運行中に数十分、車内灯を消すことで函館湾の夜景を楽しめるようにする。
旅行代金は、ボックス席を2名で利用する場合、山側が1名9300円、海側が9800円。3名利用、4名利用はそれぞれ500円ずつ安くなる。また、ロングシートは山側が8300円、海側が8800円とした。募集人員は50名で、最少催行人員は2名。