日本航空の2016年11月の運航実績で、国内線旅客数は前年比2.3％増の286万3031人となった。座席供給量を表す有効座席キロ（ASK）が1.0％増、旅客輸送量を表す有償旅客キロ（RPK）が1.5％増となった結果、利用率は0.3ポイント増の73.5％となった。

　路線別旅客数は羽田／福岡線が最も多く、6.0％減の25万8063人となった。次いで羽田／新千歳線が5.3％減の23万4498人、羽田／伊丹線が3.5％増の22万150人となり、10月と同様に羽田線が上位9位を占めた。

　旅客数の伸び率は、提供座席数を56.5％増やした丘珠／釧路線が89.7％増の7921人と最も伸長。以下は福岡／徳島線が63.4％増の2700人、成田／福岡線が50.3％増の6994人と続いた。

　利用率が最も高かったのは伊丹／福岡線で、0.6ポイント増の86.2％だった。2位は福岡／宮崎線で8.8ポイント増の85.3％、3位は成田／伊丹線で10.7ポイント増の84.4％となった。

　利用率の伸び率が最も高かったのは成田／福岡線で、22.6ポイント増の69.6％。以下は福岡／徳島線が22.0ポイント増の59.2％、福岡／鹿児島線が17.8ポイント増の69.3％と続いた。

▽JL、11月単月
国内線