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KNT-CT、10月の国内は11.4%減、一般団体が9.1%増

  • 2016年12月12日

 KNT-CTホールディングス(KNT-CT)の2016年10月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比11.4%減の322億8779万円となった。このうち、団体旅行は13.5%減の107億6363万円、企画旅行は10.3%減の171億2941万円、個人旅行は10.3%減の43億9475万円と、いずれも前年を1割以上下回った。

 団体旅行のうち、一般団体は宗教法人の団体参拝などの取り扱いが増加し、9.1%増の40億4542万円に。学生団体は修学旅行などの取り扱いが減少し、23.1%減の67億1821万円となった。

 企画旅行は、メイトの取扱額は13.5%減の55億1840万円。方面別の取扱人数は伊勢志摩や信州、北海道、中国四国は前年を上回ったが、その他の方面は前年を下回った。

 クラブツーリズムの取扱額は8.7%減の116億1101万円。バス旅行を除く国内旅行部門は、北海道が好調だったが北陸や関西、東海方面が不調で、全体では11.5%減となった。また、バス旅行部門も全体的に伸び悩み10.7%減だった。

 なお、国内旅行以外では、海外旅行が11.6%減の132億4090万円、外国人旅行が51.9%増の20億8920万円となり、関連商品などを含めた総計は9.6%減の483億9910万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。