キャセイ、ヒースローのラウンジ刷新、クラス別に分割

  • 2016年12月6日

ファーストクラスエリアの様子  キャセイパシフィック航空(CX)はこのほど、ロンドン・ヒースロー空港第3ターミナルの上級クラス用ラウンジをリニューアルした。リニューアル後は香港空港のラウンジと同様に、ファーストクラスとビジネスクラスのエリアを分割。11月28日にソフトオープンし、12月7日から正式に営業を開始する。

 新ラウンジの延床面積はリニューアル前よりも30%広い1200平方メートルで、席数はファーストクラスエリアが71席、ビジネスクラスエリアが200席。室内のデザインは、ロンドンを拠点に活躍するデザイナーのイルゼ・クロフォード氏が担当した。

「ザ・ダイニングルーム」  ファーストクラスエリアには、注文を受けてシェフが料理を提供する「ザ・ダイニングルーム」と、時間帯に応じてさまざまなメニューを用意する「ザ・パントリー」を設け、ビジネスクラスエリアには麺類などの中華料理を提供する「ザ・ヌードル・バー」、英国の伝統料理などを提供する「フード・ホール」などを設けた。このほか、両クラス用にシャワールームも計8室用意した。

 ラウンジの営業時間は月曜日から土曜日までが5時半から22時半までで、日曜日が7時半から22時半まで。利用対象者はファーストクラスとビジネスクラスの利用者に加えて、マルコポーロクラブのシルバー会員以上、ワンワールドのサファイア会員以上とした。