日本酒で観光振興 福島県、東京で取り組み紹介

  • 2016年12月6日

 福島県はこのほど、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで「ふくしま七転び八起き観光キャラバン旅行会社説明会」と商談会、交流会を開いた。交流会には260人が参加した。

 観光説明会で福島県の吾妻嘉博・観光交流課長は「地方創生のもと、地域のウリに磨きをかけ、客に届けるのが我々の義務。観光が復興につながっている」と旅行会社に一層の協力を求めた。福島県への入込は東日本大震災前の2010年の5700万人から11年には3500万人へと激減。15年は5千万人まで回復した。

 17年、福島観光は引き続き花、グルメ、日本酒、温泉を前面に打ち出す。このうち日本酒については、全国新酒鑑評会で福島の地酒が4年連続で最多の金賞を受賞するなど、年々、評価と知名度が高まっている。

 県では「日本一の酒どころ・ふくしまの酒蔵を巡ろう」プランは、温泉旅館の地酒サービスや地酒飲み比べプランをアピールしている。

 (16/12/02)


情報提供:トラベルニュース社