レゴ、航空、名古屋城-新施設開業相次ぐ 17年からの愛知県
愛知県と愛知県観光協会はこのほど、東京・平河町の都道府県会館に旅行会社とメディアを招き、観光説明会と商談会を開いた。旅行会社からはJTB、クラブツーリズムなど12社が参加した。
主催者あいさつで愛知県の渡邉宗徳・観光振興課長は「2017年は4月にレゴランド、11月にあいち航空ミュージアム、18年に名古屋城本丸御殿がグランドオープンするなど、新施設の開業が続きます。既存の観光施設と組み合わせて、旅行商品造成に生かしてほしい」とあいさつ。18年秋には愛知デスティネーションキャンペーンが決まっていることも、併せて紹介した。
また、15年度、16年度と旅行会社向けの観光素材の開発や観光プランの造成を愛知県から受託している観光販売システムズ(名古屋市中村区)の担当者が着地型プランを中心に紹介した。
愛知県内の各自治体からは、犬山市が「年間の観光客数は岐阜県高山市の450万人より多い570万人」と実績をアピールしながら、国宝犬山城や明治村、犬山モンキーパークや木曽川の鵜飼いなどを紹介した。
また、瀬戸市も「瀬戸物の歴史は約1千年で、有田焼の400年よりずっと長い。それなのに瀬戸内海にあるんですかと聞かれるほどで、知名度はあまりにも低い」と話し、旅行会社に魅力ある旅行商品化への協力を求めた。
(16/12/02)
情報提供:トラベルニュース社