京急グループ、旧京急600形に乗車するツアー、「大人の讃歌」で

  • 2016年11月29日

 京急観光と京浜急行電鉄(京急電鉄)は12月1日、募集型企画旅行「京急 大人の讃歌 懐かしの京急車両が活躍する讃岐路を訪ねて 旧京急600形に会いに行こう!!」の販売を開始する。両社は昨年から、「京急 大人の讃歌」として文化に関心が高いアクティブシニア世代をターゲットに、地域の専門家や京急沿線にしかないものを利用したプログラムを提供しているところ。今回のツアーも同プログラムの一環で、京急電鉄が発行する冊子「なぎさ」の発行60周年と600号達成を記念して、現在は香川県にある高松琴平電気鉄道で運行されている「旧京急600形」をテーマとしたツアーを企画した。

 ツアーは2017年2月3日と4日の2泊3日で、1日目には琴平電気鉄道の仏生山車庫で旧京急車両の特別撮影会や、オリジナルヘッドマークの作成などを実施。また、旧京急車両の貸し切り列車に乗車し、車内放送体験や同ツアーオリジナルのヘッドマークなどをプレゼントする「抽選会」も開催する。このほか、滝宮駅では「ドア開閉操作」も体験できるという。2日目は「ことでん×京急特別フリー切符」を提供し、終日自由行動とした。

 発着地は羽田空港で、旅行代金は昼食と朝食1回ずつを含め1名1室利用が大人1名6万円。募集人員は30名で、最少催行人員は10名。