年末年始の海外、LCC増で釜山が人気上昇-DeNAトラベル

  • 2016年11月27日

 DeNAトラベルは11月24日、「2016-17年、年末年始の海外旅行先人気急上昇ランキング」を発表した。12月23日から1月4日までに出発する旅行の予約件数を昨年の同時期と比較したもので、最も伸長したのは前年比83%増の韓国・釜山となった。同社は今年の12月にチェジュ航空(7C)が成田/釜山線を、ジンエアー(LJ)が北九州/釜山線を開設することが注目を集めたとの見方を示している。2位は、同じく12月からバニラエア(JW)が就航するフィリピンのセブ島で67%増だった。

 3位以下には、5位に42%増のグアム、6位に30%増のプーケット島、7位に23%増の台北、8位に23%増のハノイ、9位に22%増のソウルが入るなど、近場のデスティネーションが多い結果となった。同社によれば今年の年末年始は大晦日と元旦が週末にかかり、休暇が短い人が多いと予想されることから、近場の需要が例年以上に多いという。一方で、低迷するヨーロッパ方面からは57%増のパリが3位、51%増のロンドン4位と、それぞれ上位にランクインした。