Ctripがスカイスキャナー買収へ、約1960億円規模

  • 2016年11月24日

 中国のOTAであるシートリップ(Ctrip)は11月23日、Ctripがスカイスキャナーを買収することでスカイスキャナーの主要株主と合意したと発表した。主要株主が保有するすべての株式をCtripが取得し、さらに残る株主についても売却を働きかける内容で、買収額は約14億英ポンド(約1960億円)という。

 スカイスキャナーは現在30言語で航空券や宿泊、レンタカーのメタサーチサービスを提供しており、1月あたり6000万ユニークユーザーに利用されている。買収の時期は、慣習的な完了の条件を満すことを条件として年内の完了を見込む。買収後も、現在の経営陣が引き続き独立的に指揮をとるという。

 今回の発表文の中でCtrip共同創業者でエグゼクティブチェアマンを務める梁建章氏は、スカイスキャナーについて「旅行検索のプラットフォームとしては世界最大規模」であると評価し、グループに迎えることでCtripの世界規模での地位を高めることに繋がると歓迎。その上で、両社が世界中の旅行者により良いサービスを提供しようとする意思を共有しており、買収によって両社の長期的成長がさらに強固なものになると説明している。

 一方、スカイスキャナー共同創業者でCEOのガレス・ウィリアムズ氏は、Ctripについて中国におけるマーケットリーダーであり「非常に多くのことを学び取れる会社」であるとコメント。そして、今回の決定で「旅行の検索をできるかぎりシンプルにするというスカイスキャナーのゴールに一歩近づくことができた」とし、今後も目標達成に向けて引き続き独立性を持って運営していくと意欲を表している。