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KNT-CT、AI活用し多言語チャットサービス、1月から実証実験

  • 2016年11月21日

チャットサービスのイメージ(クリックして拡大)  KNT-CTホールディングス(KNT-CT)はこのほど、訪日外国人旅行者向けにレストラン予約アプリ「tripla」などを提供しているumamiと共同で、人工知能(AI)を活用したBtoBの多言語チャットサービス事業を開始した。急増する訪日旅行者へのサービス拡大の一環で、umamiのAIまたはチャットオペレーターによる多言語チャットサービスを観光用に開発。1月からナインアワーズなどの宿泊施設で実証実験を開始し、2月からは近畿日本ツーリストが自治体などを含む関連事業者への提供を開始する。

 対応言語は日本語、英語、中国簡体字・繁体字、韓国語で、対応時間はAIが毎日24時間、オペレーターは毎日8時から22時。各事業者のウェブサイトにチャットプログラムを追加すると、外国人からの問い合わせにAIが対応し、AIが答えられない複雑な質問はオペレーターが対応する。初期導入費用は無料で、月極のサービス料は2980円から。料金は4プランを設定する予定。

 また、1月からはBtoCの取り組みとして、AIによる多言語チャットサービスを組み込んだ訪日向けの無料アプリ「YOKOSOアプリ(仮称)」の配信を開始する予定。訪日旅行商品「YOKOSO Japan Tour」やアクティビティ、宿泊施設などの紹介や、問い合わせに対応するもので、利用者は商品の予約から決済までをアプリでおこなえるという。