台湾、長澤まさみさん起用、「Meet Colors! 台湾」開始
台湾観光局と台湾観光協会は11月16日、女優の長澤まさみさんを起用したテレビCM「Meet Colors!台湾」を発表した。同名のキャンペーンの核として全国で放映する。
映像は実際に長澤さんが台湾を訪れて撮影したもので、長澤さんは旅人の役柄で、台湾の魅力的な場所10ヶ所を見つけてそれぞれ色で表現。例えば平渓のランタンを「希望のパープル」などとしている。
発表会で台北駐日経済文化代表処大使の謝長廷氏は、長澤さんの起用理由として、台湾でも映画やドラマに出演し人気があることに加え、自然な演技が「新しい台湾や、台湾の暖かさを伝えることができると考えた」という。
また、台湾観光局国際組組長の林坤源氏も「観光する方に自分の色を見つけて、新しい台湾を楽しんでほしい」とコメント。林氏によると2016年は相互交流人口が600万人に達する可能性があるといい、今回のキャンペーンがさらなる伸びにつながってほしいと期待を示した。
さらに、発表会に駆けつけた長澤さんは台湾のイメージについて「人、国全てが暖かくてやさしい」と語り、その上で一番印象に残っている場所は日月潭で「時間ごとに変わる景色が幻想的」であったと説明。また、食べ物では暖かい豆乳のドウジャン(豆漿)と台湾冷麺がおすすめと語った。
なお、長澤さんとの契約は1年間といい、反響によって新しい映像を撮影する可能性もあるという。また、旅行会社向けには、現時点では未定だがシールなどを作成して配布するアイディアもあるという。