シンガポール航空、羽田線にA350-900投入、12月13日から
シンガポール航空(SQ)は12月13日から、1日3便で運航中の羽田/シンガポール線に最新機材のエアバスA350-900型機を導入する。日本路線での使用はこれが初めて。SQによれば、同社が注力する羽田線の利便性や快適さの向上をはかるための機材変更で、ビジネスクラスについては「ファーストクラスと比べてもそう遜色ない」レベルという。
対象はSQ633便とSQ632便で、13日から火、水、金、土、日曜日に同機材を投入。1月2日からはともに毎日A350-900型機で運航する。SQ633便とSQ632便以外の羽田線や、他の日本路線への導入については未定。
SQは現在、羽田線をファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス228席の計278席のボーイングB777-300ER型機で運航中。A350-900型機はビジネス42席、プレエコ24席、エコノミー187席の計253席で、機材変更により25席減少することになる。
なお、SQは7機のA350-900ULR機を含めてA350-900型機を67機発注しており、今年の3月に初号機を受領。シンガポール/アムステルダム線に導入した。現時点で6機を受領しており、11月中にさらに2機受領する。
SQ633便とSQ632便の運航スケジュールは以下の通り。
▽SQ、羽田/シンガポール線、A350-900型機による運航スケジュール(12月13日~1月1日)
SQ633便 HND 16時40分発/SIN 23時20分着(火・水・金・土・日)
SQ632便 SIN 08時05分発/HND 15時35分着(火・水・金・土・日)
※月、木曜日はB777型機で運航
※1月2日からは全便A350-900型機で運航