JRグと京都市、51回目の冬キャンペ、非公開文化財の特別公開など

  • 2016年11月13日

 JRグループ、京都市、京都市観光協会は2017年1月1日から3月20日まで、デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」を実施する。同キャンペーンは今年で51回目の開催で、今年は「大政奉還150年記念」をメインテーマに、「伝統産業・文化」「朝観光・夜観光」「京の食文化」に関するイベントを展開。また、JRグループの各駅や車内で掲載するポスターには、京都の料亭「魚三楼」9代目当主の荒木稔雄さんと書家の川尾朋子さんを起用し、「食」と「書」を切り口とした京都の魅力を紹介する。

 イベントでは、普段は見学することができない非公開文化財の特別公開を実施。「大政奉還150年記念」に合わせて、金戒光明寺や壬生寺の本堂・狂言堂など幕末ゆかりの寺院を中心に14ヶ所を公開する。また、定期観光バスの特別コースも用意。例えば、朝の風情を楽しむ「冬の朝の特別拝観 座禅と朝ごはん」や、学びの要素を組み込んだ「おとなの京都 学びの旅 ~禅寺・神社・京ことばと京料理」などを設けた。

 このほか、京都について勉強する短期集中特別講座「みやこ学び旅2017」などの「大政奉還150年記念イベント」も実施。さらに、京都駅開業140周年の記念駅弁を販売する「鉄道カフェ」や、京都駅140周年記念写真展をオープンするほか、京都駅140周年入場券の販売をおこなう「京の冬の旅×京都駅140周年記念イベント」などを実施する。