JR東、訪日ツアーで冬の東北キャンペーン、1000名限定
東日本旅客鉄道(JR東日本)とびゅうトラベルサービス(VTS)は11月7日から2017年3月31日にかけて、訪日外国人向けの旅行商品「東日本鉄道ホリデー」で冬の東北への送客強化に取り組むキャンペーンを展開する。取り扱うオプショナルツアーを鉄道パスと組み合わせて値ごろ感のある旅行代金で提供するもの。VTSが構築しているアジア各国の提携旅行会社を通して販売する。
東日本鉄道ホリデーでは今年8月から、オプショナルツアーや宿泊と鉄道パスを組み合わせたプラン「東北ブッフェ(TOHOKU BUFFET)」を約50コース提供しており、今回のキャンペーンでは、このうち12のオプショナルツアーについて「東北ブッフェプラス」として販売する。
対象のオプショナルツアーは、「秋田農家民泊」や「キツネ村」、「会津鶴ケ城観光」など。通常の海外旅行会社への卸値は2500円から1万800円だが、キャンペーンではこれらと1万9000円の「JR EAST PASS(東北)」の組み合わせで2万円、2万6000円の「JR東日本-南北海道レールパス」の組み合わせでも2万7000円とし、最大で9800円値引きして販売する。
販売は、タイ、インドネシア、中国、台湾、香港の6市場で提携する39社を通して、先着順で1000名を上限としておこなう。