ピーチ、上海/羽田、関空線に就航、初便搭乗率は9割超
ピーチ・アビエーション(MM)は11月1日に上海(浦東)/関空線、翌2日に浦東/羽田線の運航をそれぞれ開始した。ともに週5便で、使用機材は180席のエアバスA320-200型機。国内LCCが上海に就航したのはこれが初めてで、春秋航空日本(IJ)を除けば国内LCCが中国本土に路線を開設したのも初めてとなる。2路線の開設により、MMのネットワークは国際線12路線・国内線14路線の計26路線となった。
MMによれば、浦東/関空線の初便の搭乗者数は関空発便が幼児1名を含む156名、浦東発便が幼児2名を含む165名。浦東/羽田線は羽田発便が172名、浦東発便が160名となり、4便の平均は9割以上を記録した。
当面の需要は2路線ともに上海発の方が大きくなる見込みだが、上海には多数の日系企業が進出していることから、MMはレジャー需要に加えて、駐在員の家族などのVFR需要にも期待する考え。発着は深夜から早朝にかけてとなるが、搭乗率は7割から8割程度をめざすという。運航スケジュールは以下のとおり。
▽MM、上海(浦東)/関空、羽田線運航スケジュール
・上海(浦東)/関空線(11月1日~3月24日)
MM079 KIX 22時25分発/PVG 00時20分着※翌日(火・木・金・土・日)
MM080 PVG 06時05分発/KIX 09時15分着(月・水・金・土・日)
・上海(浦東)/羽田線(11月2日~3月25日)
MM1079 HND 02時10分発/PVG 05時00分着(月・水・金・土・日)
MM1078 PVG 01時25分発/HND 04時55分着(月・水・金・土・日)