訪日客数、10月30日に2000万人を突破-観光庁発表
観光庁は10月31日、今年の訪日外国人旅行者数が30日に2000万人を超えたことを明らかにした。年間訪日客数は13年に初めて1000万人を突破し、14年は1341万人、15年は1974万人と順調に拡大。今年は4月の熊本地震で九州旅行に多少の影響が出たものの、9月までの累計は前年比24.1%増を記録している。
国土交通大臣の石井啓一氏は発表にあわせて「今後とも観光先進国の実現をめざし、政府一丸となって強力に推進する」とコメント。政府が掲げる20年の年間訪日外国人旅行者数4000万人の目標に向けて、今年3月に策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」に盛り込んだ施策への取り組みを強化する旨を説明している。