東武、新型特急は「リバティ」に、記念乗車券も

  • 2016年10月31日

車両外観イメージとロゴ 東武鉄道は、2017年春に導入予定の新型特急車両「500系」について、愛称を「リバティ(Revaty)」に決定した。「バラエティ(Variety)」と「リバティ(Liberty)」をかけあわせた造語で、連結した車両を途中駅で分割しながら「多様」な目的地へ運行できる「自由」度を表現。ロゴは頭文字の「R」を複数の三角形を組み合わせて形作っており、これも3両編成を連結・分割する多様性を表したという。

 例えば、浅草駅を起点として東武日光駅へ「特急リバティけごん」を、鬼怒川線の新藤原駅へ「特急リバティきぬ」を運行。この際、浅草から下今市駅までは6両編成で、以降は車両を分割して3両ずつの編成とする。相互乗り入れしている会津鉄道会津線の会津田島駅への「特急リバティ会津」も、下今市までは「特急リバティけごん」とつなげた6両編成となる。

 なお、11月3日には「新型特急リバティ愛称決定記念乗車券」を東武線55駅などで発売。1セット1000円を5000セット限定で販売する。