京都丹後鉄道、「丹後の海」4編成目、原則毎日運行へ

  • 2016年10月27日

 京都丹後鉄道(丹鉄)を運行するウィラートレインズは10月29日、特急「丹後の海」の4編成目を導入する。これまでの3編成と同様、「ななつ星 in 九州」などを手がけた水戸岡鋭治氏が設計とデザインを担当したもので、車内には丹後ちりめんのヘッドカバーや本金箔の装飾品など沿線の素材を採用している。

 4編成体制が整うことで原則的に毎日運行できるようになる。なお、「丹後の海」は現在、JR山陰線に乗り入れて奇数日の「はしだて号」および偶数日の「まいづる号」の一部として運行しているが、12月9日以降は原則として毎日「はしだて号」と「まいづる号」を運行することとなる。

 今後は、車内での特産品販売などを強化し、沿線で営業する旅館の女将会とも連携した企画を予定。さらに、高速バスと組み合わせたパッケージツアーの造成などにも取り組んでいく。