さんふらわあ、大洗/苫小牧の新造船は17年夏、ドッグランも
商船三井フェリーは2017年5月と8月、大洗/苫小牧間に新造船を投入する。既存の「さんふらわあ ふらの」と「さんふらわあ さっぽろ」を順に入れ替えるもので、船名も引き継ぐ。
新造船の旅客定員は、現行のふらの705名とさっぽろ632名よりも少ない590名。その分、船内では個室を全体の約半数の91室に増やし、上級カテゴリーの「スイート」1室と「プレミアム」20室の船室にはバルコニーを設置。また、「スーペリア」18室にはシャワーとトイレを設け、「コンフォート」もテレビ付きのカプセル寝台とした。
さらに、2室のみながらペットと一緒に泊まることができる船室も用意し、船内にはドッグランを新設。また、「ドライバーズルーム」やカーテンで仕切る「ツーリスト」カテゴリの大部屋も設けている。
このほか、プロムナードやレストランへのラウンジスペースの配置などによりパブリックスペースを拡大。バリアフリー設備も充実した。