国交省、9月のクルーズ寄港回数は17%増、外国船は2割増

  • 2016年10月18日

 国土交通省が10月17日に発表した「Japan Cruise Report」によると、2016年9月のクルーズ船の寄港回数(速報値)は前年比17.3%増の210回だった。外国船は訪日中国人旅行者の需要増により22.4%増の142回に。日本船は7.9%増の68回だった。

 今月の「Japan Cruise Report」では9月のトピックとして、室蘭港で2日と3日に開催された「スワンフェスタ2016」にあわせて、郵船クルーズの飛鳥IIと日本クルーズ客船のぱしふぃっくびいなすが同時に寄港したことを紹介。九州については8日にコスタクルーズのコスタ・フォーチュナが北九州港に初寄港したこと、15日にプリンセス・クルーズのダイヤモンド・プリンセスが八代港に初寄港して震災復興のチャリティー・ウォークを実施したこと、18日にぱしふぃっくびいなすが熊本県の三角西港に初寄港したことを取り上げている。