オープンドア、通期業績予想を修正、TVなど広告強化へ
旅行比較サイト「トラベルコちゃん」などを運営するオープンドアはこのほど、今年5月に発表した2017年3月期(16年4月1日~17年3月31日)の通期業績予想を下方修正した。第4四半期にテレビCMを含む広告展開の実施を決定したことによるもので、各利益をそれぞれ20%ずつ引き下げる。売上高については広告による増収効果が来期以降にずれこむ可能性を考慮し、前回予想を据え置く。修正後の予想は売上高が前年比23.6%増の30億5000万円、営業利益は8.4%増の9億2000万円、経常利益は9.5%増の9億2000万円、当期純利益が3.0%増の5億5200万円。
「トラベルコちゃん」では特にF1層のレジャー旅行などの人気が高いが、新たなユーザー層の獲得に向けて、ビジネス旅行向けのホテルや航空券、ダイナミックパッケージなども取り扱っていることをアピールする考え。連携サイト数や商品数の多さ、価格競争力などについても訴求するという。なお、同社は昨年12月に東京証券取引所マザーズに新規上場している。
※訂正案内(編集部 2016年10月19日10時40分)
・訂正箇所:第1段落最終文
各利益の予想値と増減率に誤りありました。お詫びして訂正致します。