全日空、ソフトバンクでマイルが貯まるスマホ、12月に

  • 2016年10月18日

ANA Phoneのイメージ。世界時計のアプリやオリジナル壁紙などがインストールされている  全日空(NH)は12月上旬から、毎月の利用料金に応じてマイルが貯まるスマートフォン「ANA Phone」の提供を開始する。NHがソフトバンクグループのSBパートナーズから通信設備などの一部を借り入れ、独自ブランドとして提供するもので、回線はソフトバンクの通信網を使用。機種はソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia XZ」。

 ANA Phoneでは、利用料金に応じて1ヶ月につき最大600マイルを付与。また、「ANAマイレージクラブ(AMC)」の会員番号を登録した人には、NH便に搭乗した際に「搭乗ボーナスマイル」として1回につき4000マイルを提供する。ボーナスマイルの回数の上限は契約するデータプランにより異なり、2年間契約で最大5回。月々貯まるマイルと合わせると、2年間で最大3万4400マイルを付与することになる。

 基本料金は、月額2700円で24時間、国内通話が回数無制限で利用できる「スマ放題」と、月額1700円で5分以内の国内通話が回数無制限で利用できる「スマ放題ライト」を用意。どちらもインターネットを利用でき、ウェブ使用料として300円が必要となる。データ定額サービスは2ギガバイト、5ギガバイト、20ギガバイト、30ギガバイトの4種類で、「スマ放題ライト」の場合は5ギガバイト以上のサービスに加入する必要がある。