山口県、「プレDC」開始、新イベントやサービス展開

  • 2016年10月17日

 山口県は、2017年9月からJRグループ6社と実施する「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン(DC)」に備え、10月から12月までの3ヶ月間にプレキャンペーン(プレDC)を実施する。山口県では来年のDCに向けて新たなイベントやサービスを約200種類用意しているところ。プレDCでは、これらを実際に展開する。

 例えば、県内86軒の宿泊施設は10月8日から11月6日までの土日祝日に、県産の竹で作った竹灯篭を設置。これは「やまぐち・おもてなし竹灯楼」と題した取り組みで、竹林面積が全国4位という特性をアピールする。

 また、3ヶ月を通して実施する試みとして、県内各地の宿泊施設が地酒3種類と特産品のおつまみを選び、長州藩藩主であった毛利家の家紋をイメージしたという膳で提供。このほか、古地図とともに地元ガイドの案内で城下町や宿場町を散策するガイドウォークや、観光周遊バスの運行も予定する。