外務省は、タイで10月10日から11日にかけて「タイ警察の高官が10月下旬にバンコクおよび近郊で、デパート周辺や駐車場、観光地などを標的とする自動車爆弾事件が発生する可能性があると述べた」という旨の報道があったことを受け、12日に注意喚起のためのスポット情報を発出した。事件に関する詳細は報道によって異なっており、20日から25日の間にサムットプラカーン県での発生を報じるものと、25日から30日の間にバンコクおよび隣接県での発生を報じるものがあるという。

　外務省はタイへの旅行者に対し、現地報道が言及している具体的な日に限らず、最新の関連情報を入手するとともに、周囲の状況に注意を払い安全確保に努めるよう呼びかけている。