グアム、自動入国審査を導入、最大9割短縮
グアム国際空港はこのほど、入国審査の一部を自動化する機器「APC(Automated Passport Control)」を8台導入した。旅行者が、入国審査の列に並ぶ前にAPCでパスポートのスキャンや写真撮影、指紋登録などを済ませることで審査時間を短縮するもの。
ESTAを取得していて、その有効期間内に一度でもハワイとグアムを含むアメリカ本土を訪れたことがあれば誰でも利用でき、対象者であれば従来と比較して89%早く入国審査を終えることが可能。また、入国審査官がこれまで旅行者1人にかけていた時間で4人の審査を終えられるようになることから、APCの利用対象でない旅行者も33%早く入国できるようになるという。
なお、APC設置後もESTA専用レーンは継続稼働している。